さてさて前夜、飲んでからホテルへの帰り、酔い心地で目にした富山城。
ああ、ホテルの目の前にあったんですね。
AMAZING TOYAMA
立山そばからの帰りに散策
富山城ギャラリー
例によって天守閣には登らず。
何となくですが、城は登るより見るものという気持ちが働いてしまうんですよね~。
そのうち気分が変わるかもしれませんが。。。
さあ少し歩いたことだし、ホテルバイキングでものぞいてみますか。。。
富山の夜を満喫しつつ、最終日だからと早起きし、路面電車に乗って朝食前に富山駅へ。
駅下まで乗り入れている路面電車はなかなか他所では見ることはなく、その造りの素晴らしさに感嘆。
目指すは駅の立ち食い、立山そば。
ここは駅弁で有名なますのすしの源が経営。
ここ、駅の立ち食いそばと侮って、素通りすることができなかったのは、そのますの寿司をカットしてそばのお供と販売してしているから。
しかも事前情報では押さえられなかった、ぶりのすしまであるじゃないですか!
と、言うことで、かけそば、ますのすし、ぶりのすしの券を購入。
実はそばと一緒に楽しみにしていた白エビかき揚げは売り切れ。
時期的にないのか、時間が悪かったのか。
ただ、これも事前情報では未確認だったので、悔いなしか。
富山地方鉄道、電鉄富山駅の越中そばにあることは確認していたのですが。。。
ちなみにここのそばはあっさりつゆで、特筆するものはありませんが、かけでもついてくる立山かまぼこが愛らしいです。
そしてお目当ての押し寿司。
ますのすしは酢が効いて、あっさり。
ぶりのすしは脂ののったぶりがいいです。
個人的にはぶりのすしのほうが好きかもですが、駅弁単位ではなかなかの出費がかさむますのすし・ぶりのすしを一切れカットで食べ比べが出来るなんて、非常に貴重です。
富山の思い残しは大喜さんと白エビかき揚げか。
次回は越中そばに是非。
■立山そば
住所:富山市明輪町1-227 JR富山駅内
時間:6時~21:30
定休:なし
電話:076-431-2104
さてさて、酒場1軒、ラーメン1軒で〆たはずですが、ホテルへの帰り道、チェックしていたお店が、まさかの営業。
連休、特に大型シルバーウィークは飲食店にとっては掻き入れ時のケースもありますが、立ち飲み系地元客向けの店は、まとめて休みを取るケースが多く、いくつかの店にすでに振られてました。
ここも事前情報では休みの雰囲気でしたが、たまたま通った道で出くわしてしまった、あ!!イッセィさんです。
まずは赤割りから。
通しは食べ応えのあるナス漬けから。
最初メニューが見当たらないのでどうしようと思いつつ、カウンターで飲んでいたかわいらしいい娘が、時折オーダーのヘルプに入っていて、まごまごしていた酔っ払いを見かねて、メニューをすすめてくれました。ちなみにそば推しらしいです。
北海道名店、純連ラーメンなんてのも。。。
その娘さんがつないでくれて、カウンターの常連らしき方と北海道トークに。
よく出張で来られているとの事。
1日1便だと不便ですね~なんて話すと、富山からは午前に出発し午後イチ着。
千歳からは午後発で夕方着なので、北海道の方には不便なダイヤだけど、使い勝手は良く、直行便があるだけ良いとの事。
なるほどです。
まあ北海道に取っても、道外の方が来やすい環境のほうが潤うかも。
そばはまたの機会にして、牛すじ、ポテトサラダで赤割を続けます。
先程の常連は帰宅し、続いてカウンターに座られた多分このお店の同業者が、
「あ、イッセイに比べたら、俺んとこはボッタクリといわれてもしょうがないわ」
というほどの明朗会計。
メニューを見てなるほどと。
店主の照れながらの「頑張ります」「精進します」が、心地よかったです。
夜光城ビル、そして店名。
不思議と手いっぱいチャンポンしたのに、この夜の事ははっきり覚えてます。
いい時間だったんだなあと思いつつ、また来ますぞ、富山の夜。
■あ!!イッセィ
住所:富山市桜町2丁目1-14 夜光城ビル1階
時間:17時~24時
定休:木
電話:076-442-1886
実はあらさんの隣で行列が絶えなかったお店です。
富山ブラックラーメンを食べるぞと予定しつつ、お目当には間に合わず。
しかしながら深夜まで営業に加え、飲みながらも途絶えない人気行列店の実力をみていただけに、〆ラーと言う事ですかさず訪問。
メニューの中心には当然、富山ブラックがいましたが、白エビ塩ラーメンや、完熟味噌ラーメンなどもあり、にら餃子、たこ唐揚げと、サイドメニューも個性的。
実は2日前に別れた地元の仲間も昨日たまたま来ていたのは、ラーメンを待つ間のメールチェックで発覚。うまいうまい言っていた店なので、期待大です。
やってきました富山ブラック。
麺はやや太め。
スープの色は黒いですが、それほど濃くなく、容易に完ツユできてしまうレベル。
個性的なのはスープだろうと、食べる前は勝手に思ってましたが、実は麺がうまいのではないかと感じます。
少なくとも、この黒甘めスープにはこの太め麺がぴったり。
醤油のブラックだけでなく、塩の白エビ、味噌は完熟と幅広い好みを取り入れていますが、是非次回もブラック一択でしょうか。
これで十分勝負できる味ではないか勝手に想いつつ、満足な〆でした。
■麺家いろは(CiC店)
住所:富山市新富町1-2-3 CiCビル B1F
時間:11時~翌2時
定休:不定休
電話:076-444-7211
お目当てはこのお店、老舗のあら川さんでした…が、満席。
名残惜しく店前のメニューを見ながら残念がっていると、店員さんが店前まで出てきて、
“では駅地下はいかがでしょう?”
ノーマーク情報に、テンション上がっていると、続けて
“でも、少し開けたところですよ”
を強調。
その説明に?ながらも、予約を入れてくれました。
ちょい飲み居酒屋のあらさんさんです。
北陸新幹線開通を機にオープンされたカウンター風の日本酒スタンドで、リーズナブルにあら川の味を楽しめるのはとってもラッキー。
こちらの方が恐らくは自分に合っているかと思います。
カウンター越しに北陸の酒がズラり。
もちろん日本酒以外もいろいろ…
とりあえずビールから。エビス生380円。
今日は酒蔵2軒、回転寿司でもビールをスルー。
お疲れ様でしたをほぼほぼ一気飲み。
ちなみに通常のお品書き。
半分以上が、ザ・富山。
もう片っ端からオーダーしたくなります。。。
そしておすすめのお酒、世の中に6本しか流通してないという羽根屋。
旨すぎです。
まずは刺身5点盛白エビ入り
げんげの刺身やかんぱちなど豪華。
白エビ、小さい身ながらも甘みがあってうまいっすね~。
…ということで白エビ唐揚げ。
ツレもうまいうまいと。。。
4泊5日の北陸旅、あっという間の最後の晩ですが、いいお店に出会えました。。。
げんげの天ぷら。山椒塩で。
ホタルイカ沖漬。
北海道で食べるのとはやはりひと味違います。
のどぐろ一夜干し、
日本酒に合いすぎ。
なので日本酒がススんでススんで、黒部峡、立山から生一本への継投。
生一本これもうまい。お気に入りに追加です。
最後にメニューを見てしまったからには頼まず帰ることが出来なかったなみなみワイン500円。
日本酒をついだことがないというます入りの白ワインでした。
白エビアヒージョも気になりましたが、ここいらで。
大当たりでした。
いつか老舗へ…と思いつつも当面はここですな。
しょっちゅうは来れないですが、是非再訪を誓いました。
■あらさん
住所:富山市新富町1-2-3 CiCビル B1F
時間:11:30~14時、16時~23時
定休:火曜
電話:076-411-9367