もうかなり有名になっているようですが改めて、
〝つっこ飯〟
をご存知でしょうか?
オドロキのいくら丼と称されるメニュー。
初めて見た時の衝撃たるや・・・
“これ、見て(食べて)みてぇ・・・”
そんなこんなでお邪魔する機会を伺っていましたが、ついにその時が来ました。
すすきのにある「羅臼料理 はちきょう」さん。
知床・羅臼漁港の元漁師さんのお店です。
店内に入ると壁には大漁旗が飾られ、番屋風のつくりになっています。
そして、オイサー、オイサーと威勢良すぎ!くらいの声が響き、丸刈りのお兄さんたち(店員)がキビキビと動いています。
席に座りあれこれ注文しつつ、実は本命のつっこ飯を待ちます。
道内の酒が置いてあるので、チビチビ?ぐびぐび?やりながら待ちましょう。
●はちきょうサラダ(左)
●ほっけのメンチカツ(右)
ほっけのメンチカツはほっけ?メンチカツ?どちらともつかない不思議な食べ物ですが、面白いメニュー。
はちきょうサラダは山盛りのサラダです。
この他いろいろ頼みましたが、とっとと真打ち登場させましょう。
いよいよやってきました!
オドロキのいくら丼「つっこ飯」の時間です!
メニュー表にある
『つっこ飯のルール』には、
一. お客様が「ストップ」というまで、もしくはどんぶりがあふれそうになるまでいくらをかける!
一. きれいに完食する!
一. 明日への活力にする!!
はちきょう 頭
とあり、つまり白米の入った丼に、客がSTOPと言うまでいくらをのせて続けてます。
店員さんがまずご飯を運んできます。店員さんがボールに入ったいくらを
持ってきます。
そして店員さんが改めて『ルール』を説明してくれるんですが、実はTV等での取材による反響がすごく、一方で視聴者からお叱りも受けたそうで、丼からいくらがこぼれ落ちない程度にお願いしますという説明に加え、『ルール』にはない、ペナルティの説明があり、
“イクラを一粒でも残した際には、実費で羅臼まで行って頂き、漁船の掃除をしていただきます”
と、オドかす?ような説明を最後に加え、いよいよはじまります。
「はちきょう名物、つっこ飯、いかせていただきま~す!」
とかけ声が掛かり、
店内のあちこちにいるスタッフから、勝ちどきのような声がいっせいにあがります!
この瞬間、我がテーブルへの店内視聴率52.7%
紅白並です。
そして、
「おいっサー!おいっサ~!・・・」
と、勢いよくいくらがかけられ、みるみるうちに白米で白かった丼の表面をいくらが埋め尽くしていきます。
「ストップ!」と言うまで、丼の上にイクラをかけ続けてくれるわけですが、ココロガ弱い方は盛り盛りになる前にストップといってしまう勢い!
では携帯の方には申し訳ありませんが、お待ちかね?の動画をお楽しみください。
いかがでしたか(笑)
もはや笑うしかないです…。
いやいやいやいやいやいや・・・
こぼれん、というかもうこぼれてるイクラさん。
絶対ご飯よりイクラのほうが多い!
プチプチした食感を鼻血が出そうなほど満喫。
もう記憶が飛んでしまいました。
もちろんめでたく完食です。
これだけ満喫すればしばらくイクラを食べなくても良いでしょう。
最後に道の駅らうすでしか売ってないというアイスなどもあり、デザートも堪能できます。
また、トイレには羅臼の“ひかりごけ”のミニチュア?もあり、羅臼気分を満喫させてくれる店です。
海の幸を満喫したい方にまた一つ、おススメできる店が増えました。
つっこ飯、チャレンジしてみて下さい。
■羅臼料理 はちきょう
住所:札幌市中央区南3条西3 都ビル1F
時間:月~土 18:00~1:00
日曜日 17:00~0:00
定休:年中無休
電話:011-222-8940
<おまけ画像>
撮影状態が暗いのでおまけとして。。。
●鮭のチャンチャン焼
●焼きほっけ
醤油の代わりに三升漬をかけるのがはちきょう流との事。
うむ、おいしいです。
●ばふたら蟹雑炊(1280円)
これはつっこ飯と並ぶ名物。
ばふたら=なまら、つまり蟹たっぷり雑炊。
ご飯と同じ量?と言われるほどたっぷりの蟹が入った雑炊です。
蟹大好きさんは必食でしょう。
●さんま切り込み
これも仲間内で大好評。