さてさて、旅も3日目。
後半戦に突入です。
ここからが早いんだよなぁ~。
という気持ちが早起きにさせたのか?
まぁ、前日に申し合わせたとおり6時半に起床。
仲間はもう起きていた。早い。
親戚の出勤を見送りつつ、何と朝8時から営業している坂出駅前の平成レンタカーへ。
このレンタカー屋さんは、6時間3000円と格安。
讃岐うどん巡りに使い勝手がいい。
そうなのだ、今日の目的のひとつが讃岐うどん巡りなのだ。
しかも午前11時には坂出出発!
正味2時間!相変わらず無茶です(笑)
うどん屋の選定は限られた時間の中、1箇所〝山越うどん〟という僕の希望を伝え、後は仲間に任せる。
とは言うものの、朝早くから開いている店を効率よく回るのは難しいが、彼なりのルートを策定し、〝綾歌・綾歌(あやうた)〟と呪文を唱えるように進む。
恐らく住所の事なのだろう。
そんなこんな、慣れない讃岐路を迷いながら走ること約30分、道路から背を向け、まるで中庭に入っていくような道を進むと1軒目の赤坂製麺所に到着。
佇まいはまさに民家。
だが中に入るといかにも製麺所。
ちょっと携帯に電話が鳴って、仲間より遅れて店に入るといきなり
〝お金はチーズのフタって言ったっしょ!〟
と、一人で切り盛りしてるらしきオバちゃんちょっとお怒りモード?
学生風の2人組の客が、要領分からずオロオロしている。
先払いか後払いか迷ったようだ。
その2人組はお金を払い店を出たが、こちらは注文の仕方が???
ちょっと困ったなぁ~と思ってたらその頃にはすっかりオバちゃんご機嫌。
仲間はオバちゃんを喜ばせるツボを心得ているようだ。
オバちゃんキラー?
すると次の瞬間、
〝ほぅら、写真とるかい?〟
と、オバちゃん満面の笑み。
写真を撮り終わるとすかさず仲間が僕に
〝冷たいしょうゆがオススメですよ〟
とアピール。
オバちゃんもすかさず
〝ひとまわし半だからね~、しょうゆ〟
と、会話成立?
見事うどん注文に成功。
チームプレーですな。
(何もしてないが。。。)
和むととてもサービス精神旺盛のオバちゃんです。
丼に麺を入れ、わたされるや否や、
〝ネギはチョキチョキよ~〟
という、後で知ったが赤坂オバちゃんの18番の言葉が飛び出し、言われるがままにネギをはさみでカット。
ちょいと遠慮がちだったかな。
そんなこんなですが、
完成!
ふぅ。。。
その、
ひとまわし半指定のうどん。
ずるずるずるずる・・・
うむ、
ふわっふわモっチモチの麺です。
うむうむ、
うどん喰ってるな~という麺を食べている醍醐味。
本場に来たことを食べながらようやく実感しました。
しかもこれで150円。
しみじみ安いです。
食べ終わって、ごちそうさまとオバちゃんに告げると
〝あ~りが~と~、ドンブリそこね~〟
とご機嫌。
ここはオバちゃんの流儀に従えば、大歓迎間違いなし!
逆を言えばキャラ濃いオバちゃんに圧倒されっぱなし。
時々うどんの味を忘れそうになりますが、うまくて楽しい製麺所でした。
■赤坂製麺所
住所:綾歌郡綾川町陶5781-6
時間:7:00~19:00(夏/冬は17:00まで)
定休:第1水曜
電話:087-876-2104