<2009年12月現在 常夜亭和幸に変更>
■常夜亭 和幸
住所:帯広市西1条南8丁目1
時間:PM23:00~翌朝
定休:不定休
電話:090-1907-6336
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元北の屋台なが尾さん。
屋台卒業後、大阪や海外に行くとのウワサもあったが、いろいろあった紆余曲折の末、帯広市内で再びご商売を始められると聞いて、個人的にはとてもうれしいニュースでした。
開店日から数回お邪魔していますが、何故か個人的な(ブログアップに至るまでの)材料不足を感じていたので、アップを見送っていました。
【参考】
端萬記 〝金つぶって、十勝焼ってなんだ!?〟
なが尾閉店後、
北の屋台で飲んでいる姿など度々見かけたマスターの徳さん、どうなるやらと思っていたら、新規にお店を構えるとの便りが。。。
しかも場所は知る人ゾ知る〝バクダンおむすび〟のかしわや商店さんの後だというから二重のオドロキです。
名前は変わっていますが、お好み焼き→十勝焼、ねぎ焼→長芋ねぎ焼、そしてたこ焼→金つぶ(銀だこに対抗してシャレでつけたネーミング)
その金つぶ。
つぶは大樹産か?
意外にもつぶの入ったたこ焼き?は、たこに匹敵するうまさ。
ネーミングもつぶ焼きよりも金つぶのほうが、しっくりくる気がします。
ミニおでんとレバ刺し。
レバ刺しはぷりぷりでうまし!
ミニおでんもなかなか充実の内容。
残念なのは牛すじ煮込みのスタイルが変わってしまったことと、どて焼きがメニューにない事。
しかしながら十勝焼(=お好み焼き)が引き続き食べれるのが楽しみです。
右から左からいいフォルム。
あ~、やっぱりウメぇなぁ~!
ネギ焼きとだし巻きたまご。
ネギ焼きはふんわり。
たまごは関西だし文化の味。
腕が光ります。
春メニューやら、朝ごはんの貼り紙。
朝までやってるのかな?
いろいろ事情もあるようでしばしば休みがちとなりますが、長く続けて欲しいお店です。
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≪2007年10月の記録です≫
前身:北の屋台 なが尾
もうすぐ(11月4日)、
北の屋台第2期が終了。
第3期も引続き・・・の店もあれば、今期で北の屋台を卒業する店も出てくる。
なが尾さんもそんなお店です。
常連では決してありませんが、割とお邪魔してますね。
とりあえずビール。
そしてお通し。この日はおでんだ。
うどんやら何やら、ここのお通しは良くも悪くも、いかにも〝通し〟といった店として技を光らせたりするきっちり感や、枝豆のようなお手軽感もない。
お通しらしくない感じのメニューでありながら、お手抜き感というか、ユルさがある。
このユルさが何となく好きだ。
そして、
お通しをツマミながら考えるのは、まず
「牛すじ」か「どて焼」か?
である。
どっちも食べたいが、量の割りに800円という値。
しかしウマい。
米沢牛メニューだから許される部分もある。
初めて行く人なら両方をおすすめするが、
よくお邪魔するだけに、流儀というか勝手なコダワリというか、どちらを選ぶかの葛藤もクセになってる。
いかんいかん。
余計なハナシですね。
まずは牛すじ。
鍋の中でじっくりくつくつ煮込まれ、見ただけで食べごろの状態を見過ごすことが出来ず、ゆずこしょうと相まった味の想像を膨らませてくれる悩ましい牛すじ。
ほろりと繊維が崩れるお肉。
あぶらが抜けた脂身のとろとろ感とコクはたまらない気持ちにさせてくれるのです。
対するどて焼。
カウンターの前の大きな鍋でぐつぐつぐつぐつ煮込まれている。
(どて焼の画像は下記以前のレポートを参照していただくとして)
はたして焦げた色なのか?
・・・というくらい食べ物としては危険な部類の色をしているが、同時に旨そうであるといった予感を感じさせる色でもある。
そしてその予想を軽く超えてくれる旨さである。
お肉の様々な部位が田楽みそで煮込みに煮込まれているどて焼。
七味をふっていただくと、刻みネギと、いずれも食感は違うがねっとりとしたお肉から広がるまったり・こってりの甘味噌味。
連れを伴ってはコレの虜に何人仕立て上げたか。
予想通りの反応を見ながら意地悪に飲むのが愉しい。
これだけでも卒業が惜しまれますが、まだまだ。
コレを喰わずして・・・というのが、
〝お好み焼き〟
キャベツの価格の関係とマスターは言ってるが、夏場のみとなっているお好み焼き。
実はつい先日もお願いしていただいた。
あえてここでエクスキューズをいれさせていただくと、
携帯では屋台での撮影に限界があり、ここのを含め、メニューの美味しさを見た目で伝えられないのが非常に残念だが、特にお好み焼きに関しては、この〝こんもり感〟を伝えられないのが悔しい。
ふっくら・こんもりをアツアツのうちにいただく。
すると、外はさくさく中はしっとりキャベツサクサクの3つの食感が非常に心地よいのだ。
恐らくこの食感は帯広にはないのではないかと思う。
これをビールで流し込むのが快感だ。
あくまで推測だが、恐らく帯広で一番うまいお好み焼きだと思う。
マスターにそう告げると、
〝道内一や〟
と一蹴。
失礼しました。
お好み焼きのない時期にはねぎ焼を注文。
上品な味でビールに合い、おいしい。
が、やはりお好み焼きが食べたい。
夏が来るまでそんなことを考えながらいつも失礼に食べてます。
職人でありながら、会話も仕事もメニューもゆる~い感じのマスター。
そんな勝手な葛藤やら失礼さを抱きながら食べてても許されてしまう雰囲気。
(たまに言ってしまうことも。。。)
開店時間に行くと店にいないこともある。
そんなマスターの何となしのゆる~い感じがいい。
しかし定番メニューや時折見せる本場の本気を感じさせる貴重なお店でした。
あと何回行けるか?
またも一人勝手にカウントダウンしてるのです。
【おまけ画像】
①豚平焼・・・たまごプルプルでうましです。
②なが尾流?つぶ焼。
たこ焼のタコをつぶにかえて。
特別メニュー。醤油をつけて・・・うまかった。
③金魚割り
焼酎水割りに大葉と唐辛子が入りキレイ。かつピリっとうまい。
普通は唐辛子1本だが、この日はなかったので幼魚(刻み唐辛子)が浮かぶ。
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<2006年の記録です>
関西亭なが尾。
文字通り関西の味を提供してくれるお店です。
もう何度もおじゃましてる店ですが、ブログでははじめてのご紹介です。
おいしいもの記録を自分に科していながら、かな~りおいしいものに出会ってしまうと画像を撮るのを忘れてしまいます。
屋台村のほとんどがそんな感じです。
酔っ払ってるからかなあ。
実は昨夜行ってきたのですが、その前の日の晩も行っていて、画像を撮ってなかった事に翌朝気付いたりします。
いかんいかん。
一枚目の画像はどて焼き。
ごっつり煮込まれていてうまい。
熱燗がすすみます。
2枚目の画像がしめ鯖。
酢で〆すぎないのが本当のしめ鯖なんだと店主は語る。
食べてみるとほんとだ、酢の味がほんのり。だけど鯖のうまさが伝わってくる一品です。
しょっちゅう売りきれているのもわかります。
この他、関西風おでん、関西のうどん、お好み焼き、棒寿司などかたっぱしから頼みたくなります。でも次の機会にとっておきたいと思います。
さすがに今夜は行かんだろ。