遅く起きた朝、腹減ったがうだうだ。
カレーかラーメンで悩みつつ、チャーハンも食べたい。
セットメニューがある店を検索すると引っかかってきたのが、天山さん。外観を見た記憶があります。
2時までもう時間がないので飛んで行きましたが、お店の自動ドアがあかない。
引っ張っろうとしたら、中から店主がいらっしゃいと引いてくれました。
2時少し回っていましたが、2時までランチのラーメンとチャーハンセットいいですか?と聞いてみると、いいですよと。
改めてメニューを見ると、ラーメンは少し値下げの訂正文字が。
壁貼りメニューにはセット多数。なかなかお得な感じです。
一方で店主は中華鍋に向かって真剣勝負。タイミング的に店主と一対一。
こちらも勝負の出来上りを固唾を飲んで見守ります。
チャーハンの上りとあまり差分なく麺が茹で上がり。
浅漬けが添えられて運ばれてきました。
セットだけに少な目のチャーハンだけど、いろんな味を楽しみたいだけで、最近はこのくらいの量の方が有難い。醤油が香るシンプルなビジュアルのラーメンと共に画像を押さえ、いざ。ふと顔をあげると、腕組みしている店主。
これは食べる方も真剣勝負。
ラーメンは麺がつるつるでうまい。
スープの味も見た目通りの安心感。
一方のチャーハンの具材は卵、ネギ、カマボコのシンプルなチャーハン。
チャーハン食べの、胡椒が香るスープ啜りの、麺啜りのの至福。
これっすよ、ラーメン半チャンセット。
孤高の店主は最後まで腕組み。
でもラジオから流れた洋楽に、気持ちステップを踏んでいたように見えたのは気のせいか?
そして会計後もドアを引いて、ありがとうねと。
実際はわかりませんが、寡黙なご主人の一麺入魂、気持ちのこもった味わいが印象に残ったお店でした。
今度は一品料理も試してみたいところです。
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ここの一品料理も味わってみたくて再訪。
外のランチの文字からも、いい意味で色んな憶測をさせてくれるお店。
入店時は先客がいたものの、自分がメニューを見ている間に会計して帰ってしまい、前回同様のすぐさま店主と一対一。
ふと、空きテーブルを見るとメニュー表が斜めに枝垂れています。
他のテーブルでも同じように。
これ、メニューの端を浮かせていて取りやすくしているのでしょうか。
はたまたビニールケースがテーブルにつかないようにしているのでしょうか。
ともかくさりげなく控えめですが、店主、やりますな。
酢豚定食にしようかと思いつつも50円違いのマル得セットの文字が。
かなりお得そうな内容なのに、他のメニュー同様、控えめな主張のメニューたち。
2時までセット、Bセットなんかもじっくり見れば割といいメニュー。
なので、マル得セットを注文。
自分のためにチリチリ響く油の音。
恐らく油通し中。
きっと酢豚の準備かなと推測。
コショウがほんのり効いたスープきちんと刻んだサラダのキャベツ。
セットのミニサイズながら、小エビながらではあるが、混ぜ具材無しのエビチリ。
酢豚も味のある豚肉。
このセットは、割と手間暇かかりそうで、お得と言えましょうぞ。
自分に料理を提供した後も店主、一生懸命ネギを刻んでいます。
ピーク時間帯後なのに一心不乱、片付けよりネギ刻みを優先するのは、常に臨戦態勢の表れなのでしょうか。
店主はやはり孤高の人。
料理もそうですが、この孤高の店主の調理する姿にも、また会いに来たいところです。
■天山
住所:江別市野幌美幸町24-4
時間:11時~20:30
定休:不明
電話:011-384-9324
(最終訪問:2018年2月)