さてさて、大衆酒場の聖地と言われる立石の超有名店、宇ち多さんへ。
平日にもかかわらず、店の前には入店を待つ列・列・列。
しかしながら割と並んだ巡り合わせが良かったのか、最初に入った方が抜ける2回転目にうまくハマって、あまり時間を待たず入店。
念願のもつ焼道場に“宇ち入り”です。
梅割り
このお店、客がルールを理解していることが前提。
事前学習してきましたが、店員さんも忙しく、なかなか注文のタイミングが難しく、逆に聞かれたときにすっと答えられるよう、学習が必要。
何せ、串についてはメニューに“もつ焼き”としか書いていないが、部位、味は必須。焼き方やお酢をかける等まで伝えられると、常連風になれるようですが、ここは最低限。もしくは前に聞かれた方の注文に乗っかる作戦が功を奏しました。
タン生
これこそ、前の方に乗っかりました。
事前学習してましたが、生は半信半疑。
しかし頼んで良かった~。
生と言ってもボイルされており、若干真ん中が赤みがかっています。
コリコリというかサクサクとした食感と醤油風のタレの味わいがイイです。
煮込み
次にやってきたのが煮込み。
いろんな部位が入っています。
それにしても、ここに限った話ではありませんが、下町地域で食べる煮込みって、何かひと味違うんですよね~。うまいなぁ~。
レバ若焼き
“若焼き”も学習してましたが、これも乗っかり系。
ですが、割と焼かれています。
注文間違えたかな。まあこれはこれでうましです。
ちなみに若焼きとはレアに近い軽く焼きで、レバ刺(ここではレバ生)が禁止されていますが、レアっぽい食感とのこと。いや、これがそうなのかな・・・
カシラ塩タレ、ナンコツ塩、シロタレ
遅い時間だと売切れ必須メニューもゲット。開店直後狙い作戦成功です。
ぶどう割り
串や煮込み、お酒を味わいながら、店員間で独特のオーダー名が飛び交い、合間に客からも声が飛びかう常連との呼吸。
常連は皿を重ねてスペースを取ることや、行列への通路往来する歩行者への配慮、並び時間の目測などを一見にやんわり指示する。
いよいよになって一見に強い口調で指示を行うのが店員と、この店の雰囲気づくり、それを守るためのルールを店・客で形づくっている文化が味なのかもしれません。
レバ若やきリベンジ(再確認)、そして痛恨の“ダイコンかけないしょう”のオーダー漏れ(だいこん漬、タレをかけずに紅ショウガのせ)という宿題も残りましたが、やはり聖地本丸の雰囲気を楽しめたのが何より。
あ、煮込みも絶品でした。立石再訪時は外せないですね~。
■宇ち多
住所:東京都葛飾区立石1-18-8 仲見世商店街
時間:14時~19:30
定休:日祝
電話:03-3697-5738
(最終訪問:20141121)