今回の旅の目的のひとつは、特に被害の深刻な東北三県に訪問し、微々たる額ではあるが直接お金を落としたいとかねてから考えており計画。
あれこれいくつものパターンを考えたが、行程の組み合わせ上で、最終的に乗り換え程度の時間しか滞在できなかったのが岩手県。
平泉など見るべきものも多かったが、結局昼食をとるためだけに盛岡へ行くことになってしまった。
まあ、強引ないい方をすれば岩手は北海道寄りなので、また行く機会はあるだろう。
過去岩手には通過程度も含め6度ほど立ち寄っていることもありますし。
さてさて、短い滞在で味わう盛岡名物を思案。
わんこそばは問答無用でハズれるので、冷麺かじゃじゃ麺の選択肢となったが、駅の地下に店舗があることと、盛岡冷麺は結構メジャーなので、都内などあちこちで食せること、そして個人的には7度目の訪問にして、はじめての対戦になることなどいろいろ理由づけをし、じゃじゃ麺を選択。
駅ビル地下のめんこい通りにある、じゃじゃ麺専門店の小吃店へ。
実はこの日は予想以上の東北への人出で、新幹線は途中駅での人の乗降に時間がかかってしまい、各列車遅れが続発。
乗車した列車も盛岡への到着が遅れ、短い滞在時間がさらに短いものになる。
そうなると店を見つけるのも慌てて…となるのでドタバタで探し、何とかたどり着くといった感じに。。。
店舗に入り、メニューを拝見。
注文するイメージだけはほぼ決まっていたので、それにぴったりハマるお得なセットメニューがあったのを見て迷わず即注文。
ちなみにじゃじゃ麺はゆで時間が10分ほどかかるそうなので、急ぎの方は要注意。
(このセットメニューが目に入ってからは卓上の公式?メニュー表をあまり良く読まなかったことをあとで後悔)
テーブルの上には肉みそと卵があります。
麺がゆで上がるまでにちょいとはしですくって味見をしてみると、
むむ?
しょっぱい
いや、予想では甘じょっぱい味を想像していたものでちょっと意外な感じでしたが、勝手に作ってたイメージではあるので、実際の麺と合わせたらどうなるのかなと思いながら…
さあさあやってきましたじゃじゃ麺(大)
もうひとつ意外だったのが、冷麺同様に冷たい麺のイメージがあり、ゆで上がった後に水で締めているのかと思いきや、茹で上げられたままの麺で登場。
あつあつで、かまあげうどんを連想させる麺だ。
ここにここに卓上のにんにくなどを肉みそと麺と混ぜ合わせ楽しむもの、それがじゃじゃ麺なのです。
やはり試してみるものですね。
ちなみにそのまぜまぜした写真もとりましたが、あまり良い感じに写ってないので割愛。
さらに公式?メニュー表には正しい混ぜ方も書いているようで、正しくは?はしを両手に1本ずつ持ってまぜまぜするとか。よく読んでおりませんでした。
夢中で勝手に混ぜ混ぜしたからか、画像も良いビジュアルに写らなかったんでしょう。
(そういうことにしておこう)
ただしアツアツの麺は滞在時間の短い我々に容赦なく立ちはだかり、次の列車までの時間が刻々と迫ってきます。
と、いうのもじゃじゃ麺には続きがあり、麺を楽しんだ後、卓上の卵を溶き、店員さんに
「ちーたん(たん)お願いします」
と言って皿を渡すと、
こんな状態でかえってきます。
お湯が入って溶き卵スープのような感じとなり、これで〆るのです。
肉みそを足しても良いですし、麺を何割か残すなど、その辺はお好みで。
でも面白い食べ物です。
ですが、熱い。。。
(時間がないのは勝手な話ですが)
正直、生のきゅうりが残った状態でのチータンは、きゅうりアツアツ状態なので個人的には何とも不思議な感じでしたが、盛岡では
“じゃじゃ麺は3回食せ”
という言葉もあるそうなので、また対戦したいと思います。
もちろん、時間に余裕を持った状態で。。。
■盛岡じゃじゃめん 小吃店 フェザン店
住所:盛岡市盛岡駅前通1-44 フェザン南館B1F
時間:9:00~22:00
定休:不定休
電話:019-622-0345