<B級グルメの宝庫、北関東>ということで北関東ツアーを初めて2日目(全日程2日)。佳境に入ってきました。
…と、いうのも、B級グルメ界に名の轟く名物がいよいよ登場です。
フライ?
ふらい?
富来??
カタカナの<フライ>なら、揚げ物を想像してしまいますが、その<フライ>ではない名物、行田のフライに突撃です。
実は<フライなど>を求めていくつか訪ね歩きましたが、それは次の話にまわして、その中でも<フライ>の元祖と言われる古沢商店さんにお邪魔しました。
何と大正14年から<フライ>を提供されているとか。
とは言え、
店構え、そして店内は
駄菓子屋さんのような雰囲気。
いまはどうかわかりませんが、
昔から放課後にはきっと
たくさんの子どもたちが
集まって来たんだろうといった
光景が目に浮かびます。
いい意味で昔懐かしい感じのお店。
こういうお店こそ、いつまでも
地域で大事にしなければなりません。
さてさて、
そもそも<フライ>とは何なのか?
これは埼玉県行田市周辺しかないだろうというB級フード。
冒頭でも述べましたが、揚げ物の<フライ>ではありません。
小麦粉をといた生地に、ネギやら干しエビやらの具を入れた薄いお好み焼きのようなもの。安いものでは1枚200円くらいという、子どものおやつには丁度良い感じの食べ物です。
ちなみに漢字で“富来”と書く場合もあるとかないとか。縁起モノ??
玉子入りを注文。木製のなべぶたでプレスする風景を撮らせていただきました。
折角なので300円のものと500円のモノを注文。
見た目にはわかりませんが、左が300円、右が500円。
500円のほうにはエビが入っています。
ただ、味付けがソース、醤油から選べるのでエビの方を醤油でいただきました。
う~ん、生地自体が素朴すぎるので、ソース・醤油の味がそれぞれダイレクトに感じる味です。
ただ、既製品のおやつが多い中で、こういった手作りで素朴な食べ物はいいですね~。
また、大阪のイカ焼きのように、主婦の方が10枚単位で注文していたり、地元行田になじんでいる食べ物。
ただ、店内の写真や、おばちゃんの話を聞くと、最近は我々のようなB級グルメを目指してやってくる方も多いとか。
皆様の地元にお邪魔しているということを意識して、地元の迷惑にならんよう我々も襟を正してお邪魔せねばなりませんね。
ちなみにこの地域でよく見かけるやきそばも注文。
フライ並び、素朴なソースの味でした(笑)
■古沢商店
住所:行田市天満5-14
時間:10:30~17:00
定休:不定休
電話:048-556-4317