ちょっと自分の思い出話をつづるので、興味無い方は飛ばしてお読みください。
大阪には年に1度くらいのペースで来ています。
その都度いろんな思い出ができたり、訪問したい店があったりと、目的はその時々様々ですが、連れて行ってもらった店にもう一度訪問したいという事はないでしょうか?
実はもう10年以上前の話ですが、本州を原付で一周旅行をしてた際、先に卒業していた先輩が大阪におり、訪ねて行きました。
まともに大阪の街を歩くのは初めてでしたが、赴任してあちこち探検している先輩の後について、お気に入りの店を歩いた記憶があります。
その中で連れてってもらったお店のほとんどが覚えていませんが、ひとつだけ、たこ焼き屋さんを強烈に覚えてました。
新大阪から高速道路高架下沿いの道を歩いて、角を曲がって、串鳥ばりに路面に向かってたこ焼きを焼いている様子が見える店。
そして特徴は天かすと“牛乳”を使ったたこ焼き。
カウンターから牛乳の1リットルパックを見た記憶。
これが強烈に残っています。
その先輩とは、それぞれの忙しい日々の中、それぞれの生活の中で次第に連絡がとれなくなり、いまは音信不通?状態。
連絡不精の自分の反省のひとつです。
ですが大阪に来ると、あのたこ焼きが食べたい衝動に駆られ、新大阪駅周辺を度々探しましたが、見つからなく現在に至ってました。
ですが、
今回、たまたまインターネットで取ったホテルの最寄駅の近くに、その風景がありました。新大阪駅のひとつ隣の駅、西中島南方駅のそばだったのです。
そんなにあるいた記憶ではなかったのですが、当時積もる話をしながら1駅分あるいてたんですね。
正直、
新大阪駅周辺で似た風景はいくつかあったので、それを頼りにウロウロしてましたが、記憶とは曖昧なもので見つからず…何度かそういうことがあったので、風景に“はっ”としつつも、慎重にならざるを得ませんでした。
しかし、
あれ、あれれ?
れれれれ???
と思っているうちに、
ああ、道路の高架下!
ああ、この角!これを曲がって…
ああ、ちょっと記憶と違うけど、たこ焼きを路面に向かって焼いているこの様子!
とうとう見つけました。
たこ焼きの十八番さんです。
実はこの店、いくつか支店もありますが、どうやらここが本店のようです。
また、前の前の記事の「たこ焼きミュージアム」内にも出店しており、サントリーさんが大阪グルメを紹介するサントリーグルメガイドのページには“大阪のたこ焼道のエース”というキャッチコピーまで。
お好み焼きを食べてましたが、思い出とたこ焼きは別腹(笑)
いや、矢も盾もなく入店。
カウンターの手前に梅酒、そしてその向こうにあった!
牛乳パック。
記憶の通りです。
♪うれしくて、うれしくて、言葉に~できない
と、
10個ではなく15個の方を注文!
やっぱり思い出とたこ焼きは別腹ですね。
ここでは自分の好みでソースやら鰹節をかけていただけます。
では…
む!
サクサクの天かす、
そしてふんわりとしててまろやかなコクのある牛乳の風味。
これこれ!
これです!!
当時はなかったと思いますが、薬味入り天だしを別途注文して天だしでもいただきます。
う~ん、シアワセ。
ビールをぐびぐびやりながらたこ焼き。
思い出と共に、最高のひと時です。
思い出話メインの記事になってしまいましたが、間違いなく美味しいたこ焼きです。
個人的にはやや特別な味ですが。。。
それよりも、連絡不精、今年は何とかしないとイカんですね。
■十八番(西中島本店)
住所:大阪市淀川区西中島3-17-17
時間:12:00~23:00
(日曜、祝日は~22:00)
定休:なし
電話:06-6306-1853