昔から全国有名駅弁の雄として名を馳せてきた“峠の釜めし”のおぎのやさん、群馬県の横川駅前に本店があります。
列車で通過した事はありますが、駅前に来るのは初です。
横川駅
もちろん駅にも売店があります。
新幹線開通で、横川ー軽井沢間、碓氷峠区間の鉄道営業が廃止となり、横川を訪れる方が少なくなったのではないかと心配していましたが、碓氷峠鉄道村などもあり、駅前ではテントブースの準備などもあるようなので、しばしばイベントなどもあるのでしょう。
ちなみに軽井沢駅にも売店がありました こちらは本店
峠の釜めしの健在ぶりにホッとしつつ、車まで来ると山あいの静かな横川駅、そして本店の佇まいもあり、そんな峠を控えた町が生みだした一大名物だったのだなあとしみじみ納得です。
さてさて今回は、朝早く実家を出て圏央道を通ってやってきており、朝食目当て。
朝食でいただけるのは、横川駅近くのおぎのやドライブインさんです。
店外にも峠の釜めしの説明や大きな釜めしの釜などが展示。
やはりイチオシです。
ちなみにひらがなの“おぎのや”で個人的には親しみがありましたが、正式には荻野屋と書くそうです。
近隣各地のお土産たちも販売されています。
このあと大型バスも順次やってくるのでしょう。
朝早いので閑散とした店内。フードコートを思わせるテーブル席を占拠して、いよいよ…
釜めしを軸に様々なセットがあります。
単品のそば・うどん・ラーメンなどもあります。
しかしお目当ての…
釜めし一本勝負でしょう。
このオレンジの包み紙もひさしぶり。
持つとほんのり温かいのが嬉しいところです。
さあ、いただきます!
とり、しいたけ、ゴボウ、たけのこ、くり、うずら、グリーンピース、紅生姜と具材豊富。
うっすら味の茶飯も、具材の味付けも絶妙。
そしてシュウマイ弁当もそうなのですが、あんずがいいアクセント。
売れる駅弁の方程式のように思えてきます。
いや~、ひさびさですがおいしかったです。
漬物入れも釜めしの型のプラ容器
種類豊富の漬物が嬉しい。
釜めしを食べた後葛藤するのが、この食べ終わった釜を持って帰るかどうするか?
昔この容器で、親がおかゆを作ってくれた事を思い出しつつ、後ろ髪をひかれながら、持ち帰りは控えました。
きっとまた食べる機会はあると思うので。。。
■おぎのやドライブイン
住所:安中市松井田町横川297-1
時間:9時~18時(土日祝8時~19時)
定休:無休
電話:027-395-2431
(最終訪問:2016年9月)
上田で一番食べたかったのは美味(おい)ダレ焼鳥でしたが、日中&運転のため自重。次回の楽しみとします。
信州蕎麦にも惹かれましたが、次項穂も探したところ、上田は馬肉文化があると聴き、馬肉を使った肉うどんを出すお店が数軒ある模様。
お店チョイスは駅近のこちら、中村屋さんにしました。
老舗と思いきや、新し目の店内。
店内に入ると
“肉うどん一丁でーす”
の声が響く。
この肉うどんが馬肉なのです。
なかむらやさんの歴史や馬肉食文化の説明を読みながら、メニュー表を眺めます。
今日は一択ながら、いろいろ目を奪われ、目が泳ぎます。
この日は暑かったので、お冷やでひと息。
本当はビールを飲みたいと頭をよぎった5分も待たずにうどんが到着。
甘辛味も好きな自分、啜った瞬間、
あ、うめぇ
と不覚にも呟いてしまいました。
小さめどんぶりと侮るなかれ、ずっしりみっちり麺が入ってます。
馬肉も柔らかく、味わいがあります。
この地域の肉うどんはまさしくコレなのだと実感しました。
再訪した際は、ビールと馬刺しで一杯、馬文化をさらに感じたいなあと。
■中村屋
住所:上田市天神1-6-6
時間:11時~21時
定休:水曜
電話:0268-22-2014
(最終訪問:20160915)
上田に来た際はここに寄ることに決めていました。
実は上田に来ることも考えていなかった、訪問の数ヶ月前、年1くらいで会う大学時代の仲間がお土産にといただいたのがここのみすず飴。
ああ、小さい時にこういうのを食べていたなあという寒天菓子の高級版。
何の気無しにいただいたら、なかなかの美味しさ。
そして上田訪問を決めた後、周辺を調べていたら実は上田のお菓子と判明。
勝手に縁を感じて訪問することに。
100年の歴史ある会社。
本店は大正時代に建てられたという重厚な造りの建物。
国の有形文化財というのも頷けます。
ちょっと高級貴金属の店に入るような恐れ多さを感じつつ、おそるおそる入店。
まず入ってすぐの場所に、いただいたみすず飴の味にもありました三宝柑のジュースのサービスがあり、のどを潤します。
ショーケースに並ぶ箱入りみすず飴や、小袋サイズのもの、その他季節の物などバラエティに揃っていて目移り。
ちなみに別記事になりますが、釜めしのおぎのやドライブインでも販売してました。
近隣あちこちでも買い求めることが出来そうです。
さてさて、そんなこんな2点買って無事ミッション?終了。
まずは真田丸の影響を受けての訪問なので、幸村の三女の阿梅の名を冠した梅のゼリー「阿梅姫」
通常のフレーバーともまたひと味違った甘酸っぱさが実家の家族にも好評でした。
そして名代、みすず飴
味はあんず、三宝柑、ぶどう、もも、りんごの5種類
正直、その三宝柑というのは前述の仲間のお土産をいただくまで存じませんでした。
どれも美味しいのですが、あんず味が一番気に入ったかなと。
でも三宝柑、ぶどうもいいし、やっぱどの味もいいので、食べる際に迷います。
阿梅姫を買うまでは存じてませんでしたが、みすず飴は実は梅味があること、そして限定のかりん味もあることを、この記事を書く際に知りました。逃したぁ~。
次回は梅と、その他ジャムにも力を入れているようなので、それかなと。
■みすず飴本舗(飯島商店)
住所:上田市中央1-1-21
時間:10時~18時
定休:年末年始
電話:0268-75-7620
(最終訪問:2016年9月)
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
真田丸、久々に1年通して見続けた大河ドラマです。
面白かったですが、現在若干の真田ロスです。
という訳ではないですが、新年の1発目は上田城址からスタートです。
真田丸ブームに沸く、上田城址へ。
訪問したのは昨年の9月です。
しなの鉄道の列車も真田軍の甲冑色。ホームには幟が
最寄の上田駅に到着
駅前の真田像
一族の里に来ました。
城址までの道のりのあちこちには、道案内や歴史を解説した看板があるので、あまり迷わず、気分を上げながら向かいます。
真田の里だからという訳でも無いのでしょうか、高校も中学も風格あります。
駅から徒歩15分くらいで到着。
風格のある石垣と堀の間の二の丸橋から入ると、最初に目に飛び込んだのが大河ドラマ館や焼きとりんピックの看板。これにはいささか拍子抜け。
ちなみに焼きとりんピックは以前美唄市の開催でお邪魔した焼き鳥んピックの2016開催地のようです。
車じゃなければ、上田名物の美味いダレ焼き鳥&ビールを楽しんだのですが。。。
天守閣はありませんが、東虎口櫓門を抜けると真田神社が。
真田神社。
ここに来るまでに真田一族の解説案内板を見ながら来ましたが、その一族が眠る場所に来ただけで感慨深いものがあります。
幸村公の文字や赤黒の兜を見るとさらに感慨深く…
帰りは駅で真田みやげをいろいろと。。。
真田の里。次回はじっくり滞在したいところです。
焼鳥も。。。
■上田城址(公園)
住所:上田市二の丸6263番地イ
時間・定休:開園・閉園時間なし
電話:0268-23-5408(上田観光コンベンション協会)
(最終訪問:20160915)
出張明けの池袋の朝。
ホテルのテーブルに置いた財布のそばに
おや?
玉子無料券
そういえば最後に冷やし中華で締めた記憶が。。。
確か…
昨夜は恐らくこの看板を見て入ったに違いない。ハイボール100円。
〆にとでも思ったのでしょう。
そして多少の罪悪感から締めラーならぬ、締め棒棒鶏冷やし中華…多分旨かったはず。
が、記憶が。。。
体外記憶装置だけは正確です。
店名の
“魚介とんこつ肉そば”
それってなんだ?
いろいろ思うところはありましたが、とは言え、今日の1食目はお目当のうなぎ屋さんへ。活力つけてから打ち合わせに行こうと考えていました。。。
外観が、行列&目当の品完売で即断念。
そう言えばと、記憶を無くしたお店への罪滅ぼしと、“魚介とんこつ肉そば”の謎を解くべく、おぼろげな場所の記憶を辿ってついたのが、この四代目ねかしさん。
魚介とんこつ肉そばのお店だそうです。
店内にはからかさ暑いのにラーメン、と一瞬躊躇するも、冷房の効いた店内は割合快適。
和傘と風流な暖簾で外国人も珍しげに入店してくるし、良かったかもと。
メニュー改めてメニューをじっくり。
なかなか種類豊富で絞れません。お店の方は長考に入った自分にそっと無言で水を出して見守ってくれています。
そっか、と思いだした店頭の看板。
これにしました。わさびとんこつラーメン“粋”
重たく感じたとんこつへの挑戦ハードルを下げてくれるわさびのせ。
とんこつの香りの中から、ほんのり刺激的で清涼な香りが漂います。
まろやかでトロミのついた濃厚スープですが、思った通りあと味さっぱり。
わさびのピりリは、他の辛い系ラーメンの刺激とはまたひと味違ってなかなか面白いです。
細めの麺、たっぷりのチャーシューと食べ応えありましたが、わさび効果からなのか、するすると胃袋に収まりました。
気持ちシャキッとしたかも!
そして会計をすんなり済まし店外へ。
お釣りを財布にしまう際に、
おや?
そうだ、昨日の玉子サービス券持ってたのに、出すのを忘れ、さらにまた貰ってしまいました。
やっぱりまだボケボケでした。
深酒はイカんです。
…ということで、2017年はあまり記憶を亡くさないよう自戒を込め、この記事を2016年の最後にアップしておきます。
今年もお付き合い頂き、ありがとうございました。
新しい一年も皆様にとって良い年になりますように願っております。
■四代目ねかし 魚介とんこつ肉そば池袋西口店
住所:豊島区西池袋1-34-3 矢島ビルニューウェーブ壱番館ビル 1F
時間:11時~翌2時(金土は翌4時まで)
定休:無休
電話:03-5956-8406
(最終訪問:20160805)
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by haraguro310
| 2016-12-31 21:00
| 東京