<2008年2月訪問>
好きな地域、上士幌町の糠平温泉からさらに北に20キロ弱。
わずか2世帯が住む三股地区のうちの1世帯が三股山荘です。
この場所で・・・と来るまではいつも思いますが、この場所だからこそ立ち寄ろう、来ようというお客さんと、ママさんの気さくさでいつもその疑問を軽く吹き飛ばしてくれます。
ログハウスの店内はまさに山荘。
学校にあったようなストーブにはやかんが。
そして、昔賑わった三股地区の集落の様子のジオラマ。
林業で栄え、木材を運び出す鉄道の駅と構内図、そして駅から広がる町の風景が再現されています。
また、士幌線が廃線になる前の三股幌加付近の住宅地図。
いま草ぼうぼうのあの幌加の駅前には、20件もの住宅が。
時の流れを感じます。
注文後、しばしの感傷に浸りながらも、ご飯が運ばれてくると途端に頭を切り替えてしまう僕の恐ろしい食い意地(笑)
我ながら呆れつつ・・・
牧場のビーフライス(1000円)を注文。
あの?清水スローフードのひき肉と、長芋をステーキにして丼にしたもの。
食感が面白く、例えるならハンバーグとステーキの間の食感。
わかるかな?
そしてボリュームのあるサラダに付け合わせのさつま芋、カボチャの素揚げが美味しいです。
同僚が頼んだ畑のランチ(900円)も美味しそうです。
他に野菜たっぷりカレー(700円)も気になるなあ。
何よりこのロケーション。
冬の一面の銀世界、春のルピナス、夏は三国峠に向かっての一面の緑の木々、そして秋の紅葉。
静かすぎるほど静かな世界で、ゆったり飲むコーヒーは贅沢に尽きます。
それでも週末は結構お客さんがいるので、やはり静かな平日に訪れたいですね。
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<2005年の記録です>
三股の三股山荘。この付近でホッとする喫茶店です。
いつか喫茶店をやってみたい願望があります。
そしてまさにここは理想的な喫茶店。
こんな(と言っては失礼ですが)ところにありながら頑張っているお店です。
開店当初は“大丈夫か?”と心配していたけど、今では休日は帯広から通う常連もいるようで、日曜の夕方(5時すぎ)にもかかわらず混んでいました。
さて画像は、クリとすだちのパウンドケーキ。
すだちというのが珍しい。オレンジが練りこんであるパウンドケーキと違い、苦味が少なくさっぱり感があります。おいしいです。お食事メニューにも惹かれましたが、また今度。
ここでコーヒーを飲むとほっとします。
気さくなママさんも癒されます。三股山荘。
■三股山荘
住所:上士幌町字三股8
時間:9:30~18:00
定休:不定休
電話:01564-4-2165