名前だけで誘われてしまったこのお店。
いつかいつかと思いながら約3年。ようやくの訪問です。
日中はこのあたりを通る事もあったので、いつか…と思っていましたが、夜はまた店の雰囲気というか印象がまた変わります。
正直入りにくそうな外観。
しかしえいやと入ったその奥には、カウンターが伸びた、ホッとする空間。
江別でなかなか見られない風情の酒場です。
飲み物はお安め。
食べ物は焼き物を中心に刺身やご飯もの、何故か名物と言われるラーメンも3種。
このあたりは基本界隈のスナック閉店後のお客さん向けなのでしょう。
楽しみにしていたベーコンポテトに取り消し線が入っていましたが、聞いてみたらOKとのことでひと安心。それと焼鳥。
季節メニューが別に掲出して有るので、第2陣は飲みながら考えましょう。
生ビールから試合開始。
お通しはハムカツ風の揚げ物。
ちなみにチャーム代は350円とのこと。
焼鳥が食べたくて鳥串。
玉は小さめだが、うまい。
江別のガイドブック的な冊子で紹介されていたベーコンポテト。
正直、メニュー名から想像してたものと違うものでしたが、大正解。
マッシュしたポテトにベーコンをまぜ、円盤状に焼いた逸品。
鼻をくすぐるバターの香りと味がアクセント。
ハイサワーも気になりましたが、江別のお米で作ったという日本酒、瑞穂のしずくに継投。
結構好きな味。
その瑞穂のしずくに合わせるのは牡蠣の蒸し焼き。
小ぶりですが旨しです。
ゴボウたっぷり、珍しい椎茸ダシの効いた甘めのモツ煮。
モツ煮提供店の少ない江別では、貴重ならお気に入りになりそう。
レギュラーメニューでないのが残念、
食べ過ぎ気味とわかっていながら、最後に焼き物と、塩サバ。
気に入ってしまった瑞穂のしずくお代わりで合わせます。
ちょっと離れたカウンターから、自分の焼きサバの焼き頃食べ頃を注意深く見てくれているご主人。
この焼きサバが、美味しくないわけがありません。肉厚でウマウマ。
いい締めになりました。
先客がいたため、ポジショニングが焼き場の前でなかったのが残念でしたが、道産のなら炭で焼く魚や焼鳥と、実直そうで一生懸命なご主人が、好印象でした。
次回は湯豆腐と焼きホッケですかな。
途中下車してでも通いたいお店になりそうです。
■やん衆網場
住所:江別市5条6丁目2-5
時間:17時~AM2時
定休:第3日曜
電話:011-382-2528