最北の造り酒屋、増毛町の国稀酒造へ。
国稀って名前の響きが素晴らしいと感じており、取り扱っている居酒屋があると迷わず注文してしまいます。
国稀は国の誉という名前が変わっていまの銘柄となったとの事。
古い作りの酒蔵にふさわしい名前で、蔵の佇まいも良いです。
じっくり見学させていただきました。
資料室、タンク、そして利き酒コーナーとあり、撮影もそこそこに見学。
ちなみにこの日は運転なので伏流水を試飲。体内にじんわり染みいる冷たさ。
それが呼び水となってしまい、かえってこの水で仕込んだお酒を早く飲みたいと思ってしまう結果に。
どんだけ飲んべえなものなのか。。。
…というワケで、(自分への)土産選びが一番長かったかも…しれません。
こんなコラボも…楽しそう
さてさて、この一帯は酒蔵を中心に観光整備されており、増毛マルシェなって直売所もありましたが、ちょっと小綺麗に整備している感じが、国稀の渋い名前とイメージがズレてしまっているようにも感じるてしまうのは気のせいでしょうか…。
その中でかつて増毛を栄えさせたニシン漁からこの酒蔵もできたとされています。
そんなニシン漁に出た鰊船が酒蔵の近くで展示されています。
舟をこんなにじっくり見学する機会もあまりないので、かえってまじまじと眺めていました。ヤン衆の唄までじっくりと。
近くでは鰊漬けを販売している蔵もあるので、のんびりと過ごせるスポットではないだろうか。
ハンドルキーパーでなければ試飲もできるので合わせてお試しを。
その国稀、
プラスチックながら透明の丁度良いサイズの枡がついていたので、思わず購入。
別日にはお酒とおちょこを。
だんだんコレクションが増えてきます。。。
厚田漁港の朝市で手に入れたカレイ一夜干しやニシン漬けと合わせて心地よく酔える夜。HPからそのままの言葉であるが“国に稀な酒”、そんな言葉にふさわしいお酒でした。
次は寒い時期に揚がった肴で一杯やりたいところです。
■国稀酒造
住所:増毛郡増毛町稲葉町1丁目
時間:9:00〜17:00
定休:不定休
電話:0164-53-1050