帯広と言えば・・・の代名詞のひとつになっている存在、インデアンカレーさんです。
帯広十勝の人々のなじみの味というだけにとどまらず、十勝以外から来た人を連れて行っても、皆この味にハマってしまうという、まさに魅惑の味。
しかもお値段が安いこと、注文後待たずに出てくるという点が、その地位をゆるぎないものにしているのでしょう。
インデアンさんについては数多のブロガーさんが記事を書いており、しかも普段からよく立ち寄るお店なので、改めて記事にするとういうのも何ともと考えましたが、何回もお邪魔していることを生かして、一応全メニューアップしてみようじゃないかとチャレンジ!
基本は家と会社に近い東3条店がメイン。
たいていまちなか店かココ。
たまに長崎屋の中で食べます。
店内はどのお店もコンセプトを統一しており、壁には映画の1シーンなどが飾ってあります。ヘプバーン、チャップリン、モンロー、スタローン・・・
そして(改めて)驚くべきことのひとつはジュースの安さ。
84円って・・・ふじもり本店でのジュースサービスの精神を感じます。
①番 インデアン(399円)インデアンルー
②番 野 菜(420円)野菜ルー
③番 ハンバーグ(577円)インデアンルー
④番 エ ビ(577円)ベーシックルー
⑤番 チ キ ン(577円)ベーシックルー
⑥番 カ ツ(630円)ベーシックルー
⑦番 シーフード(703円)ベーシックルー
ルーは3種類。
トッピングはカツ、ハンバーグ、エビ、チキン、そしてチーズがあります。
また、野菜だから野菜ルーとか、インデアンだからインデアンルーでなければいけないというわけではありません。
野菜カレーでインデアンルーでも良いのです。
そうしたバリエーションがあるのも面白くて、十勝人それぞれにこだわりの組み合わせもある方はあるようです。
忙しくない時間帯に行くと、店員さんが紙ナプキンをくるくるとスプーンに巻きつけているシーンを見かけ、ほほえましく思います。
辛味が足りない方には
ホットオイルをお好みで。
薬味は甘酢しょうが、
しば漬け、福神漬けが並んでます。
①番 インデアン(399円)インデアンルー
まずは基本中の基本、インデアンカレー。
399円という絶妙の価格。
仔牛の肉を使った辛さ控えめのルー。
はじめて食べたとき、煮込みに煮込まれたお肉の味を感じるコクのある味わいに、コストパフォーマンスの高さ・クオリティにただただ驚きました。
ここに帯広のパワーの源を感じます。
続いて
②番 野菜(420円)野菜ルー
甘めのルーに、じゃがいもなどがゴロゴロ。
このルーでないとダメという方もいる人気メニュー。
(全部人気あるのだろうが)
③番 ハンバーグ(577円)インデアンルー
先に述べてしまうが、これ以降の豪華トッピング陣(エビ、チキン、カツ。シーフード)のルーは実はベーシックルーなのに対し、インデアンという濃い目のルーに対して、濃い目のトッピングに感じるハンバーグだが、実に相乗効果があるカレーで、実はインデアンいち押しのメニューはコレでないか?と勘ぐりながらいつも食べる。
自慢のインデアンルーだが、基本のインデアンとこのハンバーグ以外、インデアンルーメニューはお店で推奨してないのだ。
なのでインデアンルーの地位を守る砦のようなメニューだ。
もっと地位が向上してもいいのかもしれない。
頑張れ、ハンバーグカレー!
(ちょいと大袈裟に)
④番 エビ(577円)ベーシックルー
ここからはベーシックルーの登場。
シーフードの風味を生かすのはやはりこのルーか。
エビは恐らく若干バターで炒めてる様なので、そうした濃い目の味にインデアンルーでは重いのだろう。
ゴロンゴロンと出てくるエビに、577円の値を感じます。
⑤番 チキン(577円)ベーシックルー
鳥のムネ肉がゴロンゴロンと入っており、食べ応えがあります。
一番シンプルな具材のカレーかもしれません。
個人的には野菜カレーにチキンをトッピングしたい気分ではありますが。。。
⑥番 カツ(630円)ベーシックルー
基本的にはカツの上にルーがかかっているので、人によっては邪道と感じてしまうかもしれませんが、個人的には天そばなども〝あとのせ〟が好きなので、そのように注文したところすんなりと通りました。
そこで気付いたのが、インデアンのカツは細かくカットしてくれているのは知ってましたが、まず斜めにカットしているんですね。
斜めにカットしてから縦にザクッと2等分。
このカツ、厚みはないが、衣も厚くなく、お肉にしっかりくっついていて、肉そのものの厚みがしっかりあります。
そして衣もしっかり揚げてあるのでかなりのカリカリカツです。
このカツがルーを上にかけてからもしばらくは、ザクザク感を保ってくれています。
一般的にカレーの王道メニューのカツカレーにも、いろいろ工夫をされているようです。
⑦番 シーフード(703円)ベーシックルー
さあインデアン基本メニュー最高峰、マッターホルンの地位を守るのがコレ。
具材も豪華共演。
アサリ ホタテ
ナス ししとう
う~ん、
ごほうびのようなカレー。
具材のシーフードがゴロんゴロん。
エビもたっぷりなだけに、個人的にはエビカレーにプラス130円なら断絶こちらを押したい。
そしてナスやししとうもポイント高く、巷ではどちらかというとナスの支持が高いようだが、個人的にはこのししとうのアクセントがなんとも良いです。
さあ、
メニュー表のスタンダードメニューを紹介してきましたが、帯広十勝人はトッピングやルーのバリエーション、辛さ指定などを駆使した、自分好みの食べ方があるようで、インデアンの食べ方だけで、酒の席のネタとして成立するほど。
かくなるくろくろも十勝在住間もなく6年、自分のベストインデアンをようやく確立しました。
僭越ながらここであえて紹介しましょう。
輝け!くろくろベストインデアンは・・・
インデアン(ルー)野菜、チーズトッピングです!
もう何というか、
どれもイイんですが、
コストパフォーマンスといい、
腹持ちといい、
おいしさといい、
これが個人的にキングオブベスト。
はじめに野菜をやお肉を食べながら、チーズのまわりをいただき、ルーとご飯の熱でとろけかけてきたチーズのとろ~り感を楽しむ。
ルーとチーズのこってりまったり感がたまりません。
何よりやっぱりインデアンルーが好きなんですねぇ~。
実は大阪や東京にもインデアンカレーという店があり、マークも似ていることから、系列かチェーン店なのかな?と思いましたが、実は違うんですね~。
味は似てますが値段が全然違います。
お持ち帰りも出来ますが、鍋を持ってくれば容器代はかかりません!という身近さも人気の秘訣でしょう。
帯広のインデアンカレーよ、永遠なれ!